育毛にも効くコエンザイム

美容と健康に効果を発揮してくれるコエンザイムQ10。身体の中から美しくしてくれるこの成分には、実は「育毛」効果があるということをご存じでしょうか?

人間の身体の細胞には「ミトコンドリア」という小器官が存在しています。ここでは全てのエネルギーの95%が作り出されていますが、コエンザイムはこのミトコンドリア内に存在しており、「補酵素」としてエネルギー生産役を担っています。つまりこのコエンザイムが不足すると、ミトコンドリアの働きが悪くなるということになり、身体の内部から老化が進行してしまうのです。

コエンザイムは毛髪を作る際に必要になる毛乳頭細胞・毛母細胞・表皮細胞・内外毛根鞘細胞・表皮幹細胞などにも多く存在しています。特に、毛乳頭細胞の中のミトコンドリアの働きが悪くなってくると丈夫な毛髪が生まれず薄毛になっていくと考えられています。これらは年齢を重ねると同時に減っていくものですから、コエンザイムの定期的な摂取は毛髪にとってもとても嬉しいものなのです。

身体を内側から健康にするということは、栄養が最後に届く場所である毛髪も同時に健康になるということなのです。基本的にコエンザイムは体内でも生産されるものですが、20代をピークに40歳前後あたりから急速に生産量が減少していきます。年と共に薄毛になってくるというのは、コエンザイムの減少と密接な関係があるのです。

老化防止にコエンザイムを摂取する場合は、1日に30mg~60mgの量を摂取すると良いとされています。食べ物から直接摂取するのは大変困難ですから、サプリメントを経口して摂取すると良いでしょう。また、コエンザイムには酸化型と還元型の2種類があります。一般的に流通している酸化型のコエンザイムは体内で活動できる還元型に変換する必要があり、この変換効率は中高年になると徐々に悪くなってきます。ですので、育毛を目的にコエンザイムを摂取する場合は最初から還元型のサプリメントを選ぶと良いでしょう。